バイトやろうぜ!

2020.01.16

SPECIAL

バイトやろうぜ!

バイトやろうぜ!

vol.12

コンサートのお仕事の魅力を伝え、 みなさんにもどんどんこの世界に入ってきてほしい― そんな思いを込めたこのコーナー、今回は、コンサート業界の大手、 ヒビノでPAを担当している石井さんにお話を聞いた。 アーティストと同感覚で仕事をしているのがカッコいい!

今回のゲスト

第12回 ゲスト / 石井弘毅さん

(ヒビノ株式会社 ヒビノサウンドDiv.)
1988生まれ、東京出身。東放学園音響専門学校卒業。2007年にヒビノに入社。MUCC、D’ERLANGERなどを担当。MAN WITH A MISSION(モニター)、NIGHTMAREなども担当していた。

text:吉田幸司

先輩に「卓で演奏したいんだ」って 言ったら笑われました(笑)。

入るんだったら大きいところに と思ってヒビノを選びました

音響の道を目指そうと思ったきっかけを教えてください。

もともと音響にはあまり興味なかったんですけど、バンドをやっていて、裏側のことを知っていったらより良いバンドの知識とかが身につくだろうなと思ったんです。

バンドを良くしようと思って音響を。

そうです。それで、音響をちょっと勉強しようという意味で東放学園(音響専門学校)に行ったという流れですね。

音響を勉強し始めたら、そっちのほうが面白くなっちゃったパターンですか?

いや、今でもチャンスがあればバンドはやりたいので。音響も面白いんですけど、今、気持ちの比重としては同じぐらいです。だからPAやりながらバンドもやれれば、というのが一番の理想ですね。

なるほど。では、そこからどうヒビノ入社にたどり着くんですか?

在学中は実習に興味があったくらいで、PA屋さんとかも自分で調べたりはしてなかったんですけど、いざ就職を考え始めたときに、ヒビノが一番大きいと。どうせ入るんだったら大きいところに行こうと思って選んだという単純な理由ですね(笑)。

ははは! 入社後、最初にどんなことをしたかおぼえていますか?

いきなり現場に行かされました。会社に行って面接して、2日後にここに来てくださいって言われて(笑)。特に会社での研修とかもなく、直で現場に行かされて、怒られてみたいな感じでしたね(笑)。

どういうことで怒られたんです?

まず僕、機材とかの名称を知らなかったんです。ケースのことを「つづら」っていうんですけど、そういう名称のこととか。あれ持ってこいって言われて、いやわかんないっすみたいな感じで全然わからなくて。

それは学校で教えてくれなかった?

いや、僕が興味なかっただけなのかもしれないです(笑)。

ははは! 入社当初はどんな志を?

とにかく卓を触りたいと思ってました。誰よりも自分のほうがいい音出せるという変な自信がずーっとあって(笑)。ヒビノに入った瞬間くらいからずっと強く、すぐにでも卓をやりたいと思ってましたね。

最初はそれって根拠のない自信だったと思うんです。それが、本当に手応えを持ち始めたのはいつぐらいだったんです?

入って2年で実際に卓をやって、1年経ったくらいですかね。スムーズに自分の思い描いてる音を出せるようになるまでに1年くらいかかりましたけど、そういう変な自信が、やっぱり自分は正しかったんだなっていう確信に変わっていって。才能があるのかどうかはわからないですけど(笑)、変な自信は常にありますね。

僕の音で幕張メッセを 支配した感覚になりました

仕事に対してのこだわりというと?

同じことをやらないことですかね。自分が飽き性というのもあるんですけど(笑)、マイクを変えてみたりとか、常に違う音作りをするってことを心掛けてます。

その瞬間瞬間で今日はベストな音を出せたなと思うときは何度もあるんでしょうけど、もっといい音を出す方法はあるはずだって、常にチャレンジして探すという感じですかね。

そういう感じですね。毎回チャレンジで。たぶん僕だけだと思うんですけど、僕も演奏してる感覚でやってるんです。音を出してるというより、演奏をしてる気分でやってます。前、先輩に「卓で演奏したいんだ」って言ったら笑われましたけど(笑)。

そういう意味では今、ミュージシャンをやってるのかもしれないですね(笑)。

そうかもしれないですね。

自分の仕事のベストをあげるなら?

去年(2018年)の3月に幕張メッセでやったフェス(“Warped Tour Japan 2018”)があるんですけど、そこにMUCCが出たんです。そのときのライブが今のところベストというか。すべてのアーティストに対して、誰よりもいい音を出したっていう印象でした。そのときは本当に、僕の音で幕張メッセを支配した感覚になりました。

知識ゼロでも大丈夫です。逆に、変な 知識があるよりは吸収できると思います。

学校みたいに騒いだり遊んだり っていう感覚で僕はやってます

コンサート業界ってどんなところですか?と聞かれたら、どう答えますか?

楽しいところですね(笑)。学校みたいな感覚っていえばいいんですかね、先輩後輩っていう関係はもちろんありますけど、学校みたいに騒いだり遊んだりっていう感覚で僕はやってます。楽しいです。

実際は楽しいだけではないんでしょうけど、一言でいうと「楽しいところ」と。

そうですね。さすがに最初からすべてが楽しいというのはないんで。でも、2年くらいしたら誰でも楽しくなるんじゃないですか。2年くらいは修行と思って。僕もつらかったし。今怒られてる先輩にも怒られてる時期があったし、そう思って僕はやってました。いつか後輩ができて僕が怒る立場になったとき、そういうつらかったときの気持ちも教えてあげたいなと思いながらやってます。

逆に、コンサート業界にこんな人が向いているというのはありますか?

あとに尾を引かない人ですかね。怒られた瞬間は僕もムカつくとか悲しいとかいろいろありますけど、くよくよしない人が向いているんじゃないかと思います。

この業界に入る前に、やっておいたほうがいいことは何です? たとえばコンサートによく行っておいたほうがいいとか。

PAやるにあたってやっておいたほうがいいのは、いろんな音楽を聴くことじゃないですかね。あの人のスネアみたいな音にしてほしいというときがあるんですけど、それを楽器側で合わせにいくのか、PA側で合わせにいくのか。両方のパターンがあるんですけど、いろんな音楽を聴いて引き出しをいっぱい持っていたほうがやっぱり早いですよね。

いわゆる専門知識みたいなものは、入ってから現場でおぼえてもいい?

だと思います。その会社としてのやり方もあるし、仕事としての知識は入ってからおぼえていけばいいんじゃないですかね。僕もそこでおぼえていったんで。最初から気張んなくていいと思いますけどね。

機材の知識はなくても大丈夫。

全然大丈夫です。まったくなくても大丈夫です。

ゼロでも大丈夫?

ゼロでも大丈夫です。逆に、変な予備知識があるよりはゼロからおぼえたほうが吸収できると思います。中途半端に知っていて、「こうですよね?」っていうほうが怒られたりする可能性もあるんで(笑)。

だったら、やりたい気持ちがある人は今すぐにでも来てもらっていいと。

本当にそうですね。今すぐ会社に直で電話するくらいの勢いの人のほうがいいと思います。

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