バイトやろうぜ!

2019.05.24

SPECIAL

バイトやろうぜ!

バイトやろうぜ!

vol.10

毎回、現役コンサートスタッフらにご登場いただき、 お仕事の魅力を伝えていただくこのコーナー。 今回は、今やコンサートには欠かせなくなってきた映像の巻。 映像制作から、オペレーティング、画面の仕込みまで一手に行うこともあるという ヒビノの落合さんに話をお聞きしました。

今回のゲスト

第10回 ゲスト / 落合武郎さん

(ヒビノ株式会社 ヒビノビジュアル Div.)
1975年生まれ。神奈川県出身。2010年にヒビノに入社。これまで関わったのは、ユニコーン、奥田民生、L’Arc〜en〜Ciel、MUCC、SID、May J.、クリス・ハート、坂本真綾、ORANGE RANGEなど。

text:吉田幸司

楽しめるか楽しめないかだけです。 楽しめる人はとことん楽しめますから。

LAのクラブでVJを初めて見て “うわ、これは面白い!”って

落合さんが映像の世界に入られるまでの経緯を教えてください。

もともとは写真家になろうと思って写真の学校に通っていたんですけど、卒業後、ロサンゼルスに語学留学した友達に会いに行ったら、クラブに連れて行ってやるって言われたんです。それで初めてクラブに行ったときに、VJというものを初めて見て、“うわ、なんだこれ! これは面白い!”ってなって。日本に帰って、そこからパソコンを買い、VJのセットを買い、趣味でやり始めたんですよ。そしたら写真よりそっちのほうが面白くなっちゃって(笑)。

映像の面白さにどんどんハマって。

それで写真はもうやめて、VJの素材の映像を作りたいと思って、作り方がわからないからとりあえず映像制作の学校に学びに行ったんです。そこの就職案内で、オレンジカラーという、映像制作からオペレーティングまでやる会社に入ったんですね。そこで5年ぐらい働いてました。

それが最初のキャリアなんですね。

そうです。ただ、当時、もうちょっと違うタイプの映像の仕事もやってみたいというのがあったんですよ。それでその会社をやめて、いったんCSの番組制作みたいな会社に入ったんですけど、自分にはちょっと向いてないなと思って(笑)。そこを2ヶ月でやめて、どうしようかなと思っていたときに、ヒビノとはオレンジカラーのときにたまに一緒に仕事をしていた関係もあって、入らないかって言われて入社しました。

音と映像と照明がリンクしたときの 気持ち良さが一番の醍醐味です

映像スタッフというのは、基本的にどんな仕事内容なんですか?

僕はちょっとイレギュラーな感じなんですけどね。ヒビノでは、映像を映すLEDディスプレイやプロジェクターを仕込むのが基本的な仕事なんですけど、僕はそれもやりつつ、映像制作をしたり、一緒にツアーをまわってオペレーションするところまでやるっていう。僕は一個、仕事が多いんです(笑)。

映像はどう作っていくんですか? 一概には言えないでしょうけど。

映像を作るソフトもいろいろあるんですけど、僕はアフターエフェクトというソフトを使っています。で、演出さんからワンポイント的なワードをいただいたり、完全お任せの場合もあったり、そのときによって違うんですけど、いただいた曲にどう映像をつけるかを考える。ただ、ドーン!って一個画面があるだけじゃなくて、画面を変則に組んだりするので、それも考えつつ作らないといけないんですよね。

映像はもちろん、それを写す画面自体もその場によって違うと。そこがきっとこの仕事の面白さでもあるんでしょうけど。

そうですね。同じ仕事の繰り返しではないので。だから映像を使ってどう遊ぼうかなという面白さがありますね。あと、すべてがリンクしたときのすごさ。音と映像と照明がバーン!ってバッチリ決まったときのあの気持ち良さは、一番の醍醐味ですね。

今まで、この仕事をやってて良かったと思った瞬間って、どんなときでした?

単純に、昔からファンだった人と仕事ができたときですね(笑)。憧れの人のコンサートに関われたうれしさというのは、やっぱりかけがえのないものがありますから。

そういうミーハー心って、モチベーションにもつながりますよね。

はい、最高です。この業界に来てる人はみんな音楽好きだし、みんな楽しんでやってますね。

映像の仕事にはどんな人が向いていますか?

会社の上司に採用の基準みたいなものを聞いたんですけど、ライブが好きかどうかだけだと言っていました(笑)。逆に、好きじゃない人は採らないですね。知識はなくていいんですよ、僕らが教えるので。僕も、LEDディスプレイの組み方とか映像を出す機材のこととかは会社に入ってから学んだので。僕らが教えます、そういうのは。

映像スタッフになるには知識もスキルもなくて大丈夫だと。ただ、映像制作となると、また話は別なんでしょうけど。

映像制作は…これはちょっと教えにくいですよね。映像ソフトの使い方は教えられますけど。一番困るのは「どうしたらカッコいい映像を作れますか?」と聞かれたとき。それは人それぞれだし、何がカッコいいのか、何がダサいのかがわかってないってことだから、その人に教えたところでわかるのかな?みたいな。だからその質問をしてくる人はちょっと向いてないかもしれないですね。僕はもう半分映画オタクみたいなところもあって。映画とMVが大好きで、ひたすら観てる感じなんです。映画とコンサートの映像はちょっと違うかもしれないですけど、どうすればカッコいい構図になるのかというのが頭にないといけないので、それを常に勉強しておくことは大事ですよね。だからインプットを空き時間ですることも重要で。それも好きじゃないと厳しいじゃないですか。僕は通勤電車のなかでも映画を観てますね。

「どうしたらカッコいい映像を作れますか?」 と聞いてくる人は向いてないかも。

スタッフも“いいライブ観た!” って感動して楽しんでますよ

いろんな映像をたくさん観て、引き出しをいっぱい持っておくことが大事だと。そもそもコンサートの魅力というと?

やっぱりお客さんの“ウワー!”っていうのを見ると、こっちも“ウワー!”ってなるので(笑)。そのライブの空気感を感じながら仕事ができることですかね。

よく“自分は見る側でいい、仕事にすると音楽が楽しめなくなっちゃうから”と言う人もいますけど、そんなことはないと。

全然変わらないです。やることが多いんで、そこの集中はありつつ、本心では拍手もしたいし。スタッフなのでクールにしているつもりですけど(笑)、心の中では拍手もしてますし、“うわ、いいライブ観たな!”って感動したりして楽しんでますよ。

では、大きな意味で、コンサート業界というのはどんなところですか?

やっぱり、ほかの照明さんも道具さんもPAさんも、ライブが好きな人たちの巣窟みたいなところなんで(笑)。まあ、楽しいですよね。学歴もまったく関係ないし。だから、この仕事を楽しめるか楽しめないかだけですね。音楽が好きなら毎日音楽漬けだし、映像が好きなら毎日が映像漬けですから。楽しめる人はとことん楽しめると思います。

では、どうすればコンサートスタッフにはなれますか?

ヒビノは、大学を卒業してからの新卒と、ほかから来る中途の人、あとアルバイトから入ることができるんですけど、募集しているところに行って、自分の熱意を伝えればいいんじゃないかと思います。

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