特集記事

2017.01.19

SPECIAL

特集記事

データでひも解く!!

J-ROCK/J-POPクロニクル 1986-2016

1986年からの30年、音楽マーケットのデータとともに、それぞれの年にいったいどんなことが起こっていたのか、そのハイライトをピックアップし、一挙紹介。ここから、音楽がいかに世に浸透していったかが見えてくるはずだ。

1986-1995

主な出来事

1986年(昭和61年)

・CDの生産がLP(25・30cmディスク)を初めて上回る
(※17cmシングルを含めた総数では、8cmCDが登場した1988年に初めて上回る)
・レンタルレコード店のCD貸し出しが解禁
・オリコンシングルランキングでおニャン子クラブ関係曲が52週中36週で1位を獲得
・任意団体として「音楽制作者連盟」を会員12社で設立
・『ミュージックステーション』が放送開始

1987年(昭和62年)

・演歌が年間トップ10の4曲を占める
・おニャン子クラブが解散
・BOOWYが渋谷公会堂で解散宣言
・映画『ラストエンペラー』公開、坂本龍一が翌年のアカデミー賞で作曲賞を受賞
・第1回ゴールドディスク大賞開催

1988年(昭和63年)

・8cm CDが登場
・光GENJIが年間ヒットシングルの1〜3位を独占
・東京ドーム落成
・HOUND DOGが日本人アーティスト初の単独東京ドーム公演(海外アーティスト初は3月22・23日のミック・ジャガー)
・BOOWYが東京ドームで解散
・エフエムジャパン(現J-WAVE)開局

1989年(昭和64年/平成元年)

・ 『平成名物TV いかすバンド天国』放送開始
・プリンセス プリンセスが「Diamonds」をリリース、平成初のミリオンセラーを記録
・美空ひばり死去
・文化庁認可により、社団法人音楽制作者連盟設立

1990年(平成2年)

・ローリング・ストーンズ初来日(東京ドーム10公演)
・ポール・マッカートニー初来日(東京ドーム6公演)
・B.B. クィーンズの「おどるポンポコリン」が大ヒット
・B'zが「太陽のKomachi Angel」で初のオリコンチャート1位を獲得(現在も連続1位の記録を更新中)
・日本初の有料民間衛星放送局WOWOWが開局

1991年(平成3年)

・1990年11月にリリースされた松任谷由実『天国のドア』が1月に日本人初の200万枚超えアルバムに
・小田和正が「Oh! Yeah!/ラブ・ストーリーは突然に」をリリース、「およげ!たいやきくん」以来16年振りにシングル売上200万枚を突破
・レベッカが正式に解散を発表
・ジュリアナ東京開店

1992年(平成4年)

・X JAPANが日本人アーティストとして初の東京ドーム3DAYS公演
・尾崎豊が死去、オリコンアルバムチャートトップ10に6作がランクイン
・米米CLUBが「君がいるだけで/愛してる」をリリース。発売1週間で92.5万枚を売り上げ、当時の記録に
・チェッカーズが紅白歌合戦を最後に解散
・通信カラオケ開始

1993年(平成5年)

・シングル年間トップ50のうち20作以上がビーイング系アーティストに
・THE 虎舞竜が「ロード」をリリース、有線から火がつく
・『COUNT DOWN TV』放送開始
・Mr.Childrenが初のミリオンシングル「CROSS ROAD」をリリース
・X JAPANが東京ドームでカウントダウン公演(以降5年連続)
・音制連が芸団協・実演家著作隣接権センター設立に参加

1994年(平成6年)

・B'zが『The 7th Blues』をリリース、2枚組オリジナルアルバムとしては初のミリオン達成
・GLAY、L'Arc〜en〜Cielがメジャーデビュー
・Mr.Childrenがアルバム『Atomic Heart』をリリース、300万枚を突破し、当時のアルバム売上記録を達成
・EAST END×YURIの「DA.YO.NE」が大ヒットし、日本語ラップが浸透
・DEENがファーストアルバムをリリース、シングルとアルバムの両方でファーストがミリオンを達成した初の日本人アーティスト

1995年(平成7年)

・年間シングルチャート上位28曲がミリオン達成
・スピッツが「ロビンソン」をリリース、オリコン週間シングルチャート最高位4位ながら、長期にわたってチャートインし続け、初のミリオン達成
・THE BLUE HEARTSが解散
・B'zがシングル「LOVE PHANTOM」をリリース、発売1週間で95.1万枚を売り上げ、当時の記録に
・ビートルズが25年振りの新曲「Free As A Bird」をリリース(日本では1996年1月1日にリリース)

1996-2005

主な出来事

1996年(平成8年)

・Mr.Childrenがシングル「名もなき詩」をリリース、初動120.8万枚で当時の最高記録に
・globeがアルバム『globe』をリリース、翌年には史上初の400万枚を突破
・4月15日付のオリコンシングルチャートで小室哲哉の曲が1〜5位を独占
・プリンセス プリンセスが日本武道館公演を最後に解散
・PerfecTV!が本放送を開始

1997年(平成9年)

・大阪ドーム、ナゴヤドーム落成
・FUJI ROCK FESTIVALが山梨県富士天神山スキー場で初開催、2日目は台風により中止
・Hi-STANDARD主催の野外イベントAIR JAM初開催
・GLAYがベストアルバム『REVIEW〜BEST OF GLAY〜』をリリース、翌年2月には450万枚を超え、当時のアルバム売上記録に
・X JAPANが東京ドーム公演後の紅白歌合戦で解散

1998年(平成10年)

・CD市場がピーク(4億5,717万枚/5,879億円)
・SMAPが初のミリオンシングル「夜空ノムコウ」をリリース
・モーニング娘。、宇多田ヒカルがメジャーデビュー
・BOOWYがベストアルバム『THIS BOOWY』をリリース
・X JAPANのHIDEが死去
・B'zがベストアルバム『B'z The Best“Pleasure”』をリリース。500万枚以上を売り上げ、GLAYの記録を2ヶ月で塗り替える
・「CAN YOU CELEBRATE?」で小室哲哉が1995年より4年連続でJASRAC賞金賞を受賞(1995年「survival dAnce」、1996年「WOW WAR TONIGHT」、1997年「DEPARTURES」)

1999年(平成11年)

・NHK教育テレビ『おかあさんといっしょ』の曲「だんご3兄弟」がシングルリリースされ大ヒット
・宇多田ヒカルがファーストアルバム『First Love』をリリース、800万枚を超える日本記録に
・LUNA SEAが野外ライブに10万人を動員
・L'Arc〜en〜Cielがアルバム『ark』『ray』を同時リリースし、ともにダブルミリオン達成
・GLAYが野外ライブに20万人を動員。単独アーティストの有料ライブでは動員世界記録
・RISING SUN ROCK FESTIVALがスタート

2000年(平成12年)

・サザンオールスターズが「TSUNAMI」をリリース(2005年に「だんご3兄弟」を抜きシングルCD売上歴代1位に)
・SUMMER SONIC、ROCK IN JAPAN FESTIVALがスタート
・千葉マリンスタジアムでAIR JAM 2000開催、主催のHi-STANDARDがこの日を最後に実質上の活動休止に
・LUNA SEAが東京ドームを最後に終幕

2001年(平成13年)

・AppleがiTunesをリリース、10月にはiPodを発売(日本では11月)
・3月19日付のオリコンシングルチャートで浜崎あゆみが12作を50位以内に同時ランクイン
・MONGOL800が『MESSAGE』をリリース
・EXILEがメジャーデビュー

2002年(平成14年)

・浜崎あゆみ、宇多田ヒカルが年間シングル、アルバムともに上位2位を独占
・SIAM SHADEが日本武道館での解散コンサートに1万5千人を集め武道館観客動員記録
・エイベックスがコピーコントロールCDを業界初採用
・MONGOL800の『MESSAGE』が発売7ヶ月後にインディーズ初のオリコン週間アルバム1位を獲得、インディーズアルバム初のミリオンを達成
・auで世界初の着うた(R)(CHEMISTRY「My Gift to You」)が配信

2003年(平成15年)

・SMAPが「世界に一つだけの花」をリリース、21世紀初のダブルミリオンを獲得
・B'zがシングル「IT'S SHOWTIME!!」をリリース、12cmで同時再発された4th〜13thシングル10作と合わせ、オリコンシングルデイリーチャートで1位から11位までを独占、週間チャートでもトップ10に9作をランクイン
・米国でiTunes Music Store(現iTunes Store)がスタート(日本では2005年)
・t.A.T.uが『ミュージックステーション』生放送中に出演キャンセル
・「千と千尋の神隠しBGM」(久石譲)がJASRAC賞金賞を受賞

2004年(平成16年)

・ミリオンセラーシングルが15年振りに皆無に
・長渕剛が桜島でオールナイトコンサートを敢行し、約7万5千人を動員
・宇多田ヒカルがUtadaとして全米デビュー
・KDDIとauで着うたフル(R)配信スタート

2005年(平成17年)

・松平健「マツケンサンバII」(前年発表)、O-Zone「恋のマイアヒ」がブームに
・Def Techが『Def Tech』をリリース、インディーズながらミリオン達成
・iTunes Music Store(現iTunes Store)が日本でのサービスを開始、レコード会社15社と提携し、100万曲が用意された
・サザンオールスターズが「TSUNAMI」までの全シングル44枚を12cmCDで再リリースし、オリコンシングル週間チャートトップ100に44作同時ランクインの記録
・YouTubeスタート
・「世界に一つだけの花」で槇原敬之が2004年に続き2年連続でJASRAC賞金賞を受賞

2006-2016

主な出来事

2006年(平成18年)

・NTTドコモが着うたフル(R)を始め、シングルCDに次ぐ第2のメディアに
・吉田拓郎、かぐや姫らによる“つま恋コンサート”が31年振りに開催
・渋谷公会堂が渋谷C.C. Lemon Hallに(2011年に再び渋谷公会堂に。現在は改装のため閉館中)

2007年(平成19年)

・前年リリースの秋川雅史の「千の風になって」がクラシック歌手初のオリコン週間シングルチャート1位を獲得、8月にはミリオンも達成
・宇多田ヒカルが「Flavor Of Life」を配信で先行リリース、7月には700万ダウンロードを突破
・「VOCALOID2初音ミク」発売
・B'zがアジア人初となるハリウッドのロックウォーク殿堂入り
・YMO、X JAPAN、LUNA SEA、SIAM SHADE、JUN SKY WALKER(S)らが復活

2008年(平成20年)

・AAAの「MIRAGE」が過去最小の約2万5千枚でオリコン週間シングルチャート1位に
・浜崎あゆみが「Mirrorcle World」で中森明菜を抜き女性アーティスト歴代記録となる10年連続オリコンシングルチャート1位を達成
・Perfumeがアルバム『GAME』で初のオリコン週間チャート1位に。7月には「love the world」でテクノポップアーティスト初のオリコン週間シングルチャート1位も

2009年(平成21年)

・テレビアニメ『けいおん!』がブームに
・忌野清志郎が死去
・第1回CDショップ大賞開催
・マイケル・ジャクソンが死去
・GReeeeNの「キセキ」が最も多くダウンロード販売されたシングルとしてギネス認定
・加藤和彦が死去
・Aqua Timezがベストアルバムをリリース、インディ、メジャー両方でアルバムが首位を獲得するのは史上初

2010年(平成22年)

・水樹奈々の「PHANTOM MINDS」が声優として初のオリコン週間シングルチャートで1位に
・宇多田ヒカルが音楽活動の無期限休止を発表
・HMV渋谷店が閉店
・社団法人音楽制作者連盟が、一般社団法人 日本音楽制作者連盟に改称

2011年(平成23年)

・第53回グラミー賞でB'zの松本孝弘が最優秀ポップ・インストゥルメンタル・アルバム賞、上原ひろみが最優秀コンテンポラリー・ジャズ・アルバム賞など、日本人が4部門で受賞
・東日本大震災発生でコンサート中止・延期・自粛が相次ぐ
・ももいろクローバーがメンバー脱退を機にももいろクローバーZに
・AKB48のシングル「Everyday、カチューシャ」が初動133.4万枚を記録し、Mr.Childrenの「名もなき詩」を抜き歴代最高記録に
・由紀さおりがピンク・マルティーニとコラボしたアルバム『1969』が大ヒット

2012年(平成24年)

・ロンドン五輪の開閉式が英国の豪華アーティスト多数出演で話題に
・前田敦子がAKB48から卒業
・音楽CDの年間生産枚数が約14年振りの増加

2013年(平成25年)

・第55回グラミー賞でローランド創業者の梯郁太郎がテクニカル賞を受賞
・ユーミンが紫綬褒章を受賞
・NHK連続テレビ小説『あまちゃん』が大ヒット

2014年(平成26年)

・「ゴーストライター事件」発覚
・スピッツが結成27年目にして初の武道館
・氷室京介がライブ活動の卒業を発表
・hideがボーカロイドの新技術で完成させた新曲「子 ギャル」をリリース
・桑田佳祐が紫綬褒章を授章
・映画『アナと雪の女王』の主題歌「レット・イット・ゴー」、『妖怪ウォッチ』の主題歌「ゲラゲラポーのうた」が大ヒット

2015年(平成27年)

・つんく♂が2014年10月に声帯を摘出し声を失っていたことを発表
・テレビアニメ『ラブライブ!』のキャラクターによるアイドルユニット「μ's」のベストアルバムがオリコンアルバムチャート週間と月間で1位を獲得
・AKB48のシングル総売上が3,615.8万枚に達し、B'zを破って歴代1位に

2016年(平成28年)

・首都圏の会場の改修工事が相次ぎコンサート会場が不足する「2016年問題」の年に
・THE YELLOW MONKEYが再結成を発表
・BABYMETALのアルバム『METAL RESISTANCE』が米国ビルボード39位にランクイン、日本人アーティストの40位以内ランクインは坂本九以来53年振り
・SMAPが解散を発表
・Spotifyが日本上陸
・Hi-STANDARDが16年半振りにシングル「ANOTHER STARTING LINE」を告知なしでリリース
・ボブ・ディランがノーベル文学賞を受賞
・ピコ太郎の「PPAP」がジャスティン・ビーバーのツイートにより世界的に大ヒット、動画再生回数は1億回超えに

タグ: