特集記事

2016.09.13

SPECIAL

特集記事

Zirco Tokyo 浜崎良紀さん

NEW LIVEHOUSE Zirco Tokyo 浜崎良紀さん
株式会社ベースオントップ
ライブハウス事業部Zirco Tokyoマネージャー

新宿区役所の目の前にオープンしたZirco Tokyo。ラウンジや喫煙スペースのほか、楽屋やステージ幅も広く取り、明るい接客を心掛けることで、観客にも演者にも喜んでもらえる非日常空間を目指している。

text:阿刀“DA”大志

怖いというイメージを持たれているお客さんも
いらっしゃるので、そこを最初に解決していこうと。

お客さんが来やすいハコというのを意識していました

Zirco Tokyoの運営会社ベースオントップは、イベントの企画制作から音響・照明事業、音楽スタジオ経営、そしてライブハウス経営と幅広く事業を手掛けています。これまで大阪を中心に8店舗のライブハウスを運営していて、今回新たにZirco Tokyoが誕生しました。

約8年前に東京に進出して大塚Deepa、その翌年に吉祥寺CLUB SEATAを作ったんですけど、本当はその流れで2〜3年以内にもう1店舗、と思っていたんです。だけど物件が見つからなかったりして思うように進まずで。やっといい物件が見つかりました。

なぜ東京3店舗目にして新宿というライブハウス激戦区を選んだんでしょうか?

大阪でもそうなんですけど、ライブハウスがいっぱいあるほうがお客さんに来ていただきやすいんです。なので、繁華街に出さないと、という思いはもとからありました。新宿には老舗のハコさんがたくさんあることはもちろん知ってましたが、我々がやろうとしていることとそんなにかぶる部分が少ない気がしてはいるので、うまく共存できればと。

最初からお店のコンセプトが決まっていたということですか?

そうですね。音楽的にはオールジャンルで、演者の方から「ここを使って良かったな」と言ってもらえて、なおかつお客さんが来やすいハコというのを意識していました。ライブハウスは怖いというイメージを持たれているお客さんもいらっしゃるので、そこを最初に解決していこうと。

その意識が充実した店内の設備につながっているんですね。

もともとが音響会社ですしプライドもあるので、音響や照明に関してはできるだけ力を注いでいます。

ゆったりとした喫煙スペースやラウンジも目を引きます。

喫煙所に関してはやってみないとわからない部分もあったんですが、狙っていた以上の快適さは取れたと思います。

お客さんを笑顔で迎えて笑顔で帰っていただきたい

演者の方にとっては奥行きのあるステージや広い楽屋がうれしいでしょうね。

楽屋はできるだけ広くしようと思ってました。他店舗での経験上、広くすればするほどみなさん喜んでくださるのであのサイズに落ち着きました。

これまでのノウハウを活かした造りなんですね。最新のハコが常に最高という。

2〜3年で気軽に作り変えられるようなものではないので、新しく得たノウハウをほかの店に還元したりもしてますし、そういうところは我々が得意とするところですね。

Zirco Tokyoのいち押しはどんなところですか?

ハコのスペースの取り方、ラウンジやロビー、楽屋の快適さですね。男性のお客さんは、観たいアーティストのライブならある程度はどんなハコでも行ける方が多いと思うんですよ。だけど女性の場合、“観に行きたいけどあそこは怖いから嫌だ”となってしまうと来ていただけなくなってしまう。なのでスタイリッシュなイメージを大事にしていますし、普段の生活ではあり得ないような空間を提供していきたいですね。それはスタッフの接客に関してもそうなんですが。

接客、ですか。

はい。基本的にスタッフは明るく楽しい接客を心掛けています。接客業としては基本的なことですけど、お客さんを笑顔で迎えて、笑顔で帰っていただきたいですね。

今のところ手応えはどうですか?

たくさんの方に使いたいと思ってもらえるようなハコにはなっていると思います。みなさん、きれいだと言ってくださるし、楽屋の広さにも驚愕していただいてます(笑)。ハコはたくさんありますけど、「あそこは気になるな」と言ってもらえるように、これからももっと面白いものを作っていきたいですね。

Zirco Tokyo

Zirco Tokyo

東京都新宿区歌舞伎町1-2-5 東陽ビルB2F
03-6278-9190
http://zirco-tokyo.jp


オレンジとホワイトを基調にした清潔感あふれる店内。ホールはスタンディングで250名収容可能。多数のメニューを取りそろえた広々としたラウンジでもイベントなどを開催できる。

タグ: