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2016.05.13

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アーティスト20人に聞いた!

「音楽映画」マイベスト

映画好きのアーティストに、おすすめの「この1作」を教えていただきました! ファン以外の方も、コメントから映画が気になったならそのバンドのことも合わせてチェック!

ART-SCHOOL

木下理樹 ART-SCHOOL

『ダンサー・イン・ザ・ダーク』(2000年/デンマーク)

音楽をテーマにしているのか、はたまたミュージカルなのか、わからぬが世界の歌姫ビョークが主演しているので、あげました。鬼才ラ―ス・フォン・トリアーの描く徹底的に何の救いもないダークミュージカル。だが、奇妙なカタルシスと説得力も同時にはらんでいるのは、やはりビョークの存在が大きい。

松永天馬

松永天馬 アーバンギャルド

『パンドラ ザ・イエロー・モンキー PUNCH DRUNKARD TOUR THE MOVIE』(2013年/日本)

年間113本のツアーを行い、それを機に活動休止したとあるバンドのドキュメンタリー。メンバーが心身ともに消耗されていく様が生々しく描かれる。壊れるまで音楽を突き詰めたバンドの姿は美しく、たくましく、はかない。

オレオレオナ

オレオレオナ Gacharic Spin

『エイミー』(1997年/オーストラリア)

高校3年生のとき、進路に迷っていた私はこの映画を観て、音楽で人の心を動かす力はあるんだと思った。主人公のエイミーが歌う「You & Me」のまっすぐで澄んだ歌声を聴くと、私の黒い心が洗われる気持ちになる。

桜井 青

桜井 青 cali≠gari

『セッション』(2014年/アメリカ)

コマ劇跡にできたTOHOシネマズ。そこで最初に観た作品です。前評判からは非常にわかりにくい…というか賛否両論で炎上してる最中観に行きました。で、一言。すべてを強いられる映画です。くそみたいに最低最悪な奴らを延々観させられたうえ、これ以上ないくらい最悪にいらつかせられて、ラスト5分、最高に解放された気持ちになれます。過去に観てきた大好きな音楽映画、『ドラムライン』『海の上のピアニスト』を超えました。最狂で最高。

小野武正

小野武正 KEYTALK

『アンヴィル! 夢を諦めきれない男たち』(2009年/アメリカ)

男たちのアツき夢への挑戦! 同じバンドマンとして共感できることが多々あります。音楽で生計を立てることの過酷さが生々しく伝わってくる反面やはりバンドって良いなぁ、と思えてアツくなれる、そんな作品。おすすめです!

たなしん

たなしん グッドモーニングアメリカ

『セッション』(2014年/アメリカ)

今の日本って、戦争もない、食べ物にも困らない、仕事も探せばある、良い情報もネットでポン…すごく幸せな環境だと思うのでっす。でも相変わらずみんな悩んでる、自分も悩んでる。なぜ? そのヒントがこの映画にある。

古市コータロー

古市コータロー ザ・コレクターズ

『さらば青春の光』(1979年/イギリス)

音楽映画と言い切れる映画かわかりませんが僕にとっては間違いなく音楽映画なので選びました。この素晴らしすぎる日本タイトルがすべてですが、カッコいいシーン、泣けるシーンの後ろに必ずザ・フーのサウンドがあります。この一体感がヤバい!

すぅ

すぅ Silent Siren

『リンダ リンダ リンダ』(2005年/日本)

軽音部で文化祭で何の曲をやるかってなったときにブルーハーツをやろうってことになり留学生の韓国人をメンバーに入れて活動する話。私もブルーハーツが大好きだったし、学生だったので自分と重ねてました。青春のなかで起こる友情と、恋愛、ケンカ、時間の流れなどすべてがリアル。出演者がアツすぎる。そしてやはりブルーハーツ良すぎる。

RINA

RINA SCANDAL

『あの頃ペニー・レインと』(2000年/アメリカ)

音楽は大人にも子供にも夢と自由を与えてくれるものだな、と改めて感じた映画。グルーピーを連れて、お酒を飲んでは問題を起こし、ツアーをするロックバンド“Stillwater”。それに同行する15才の新米記者。バンドにまつわる人々のロードムービーです。音楽映画は、青春の詰め合わせだと思う。おすすめです。

コヤマシュウ

コヤマシュウ SCOOBIE DO

『不確かなメロディー』(2000年/日本)

清志郎さんの「大きな矛盾を抱えて自分だけの道を探せ」という言葉が好きだ。この映画は、自分の道を行く清志郎さんを間近に見ることができる。確かなことは“不確か”なことで、そんな我が道を清志郎さんは愛している、ように思う。

タカハシマイ

タカハシマイ Czecho No Republic

『ブラス!』(1996年/イギリス)

オープニングから映像とブラスバンドの音楽に引き込まれる。だんだんと作品の表情が見え始めると良い意味で想像を裏切られました。ハッピーエンドだったり、そういうよくある結末じゃないところがよけいにグッときました。最後の演奏が印象に残っています。そしてユアン・マクレガーを改めて好きになりました。心に熱く刻まれる映画です。

増子直純

増子直純 怒髪天

『スパイナル・タップ』(1984年/アメリカ)

架空のヘヴィメタルバンド“スパイナル・タップ”のドキュメンタリー風コメディ。全編にわたって「ロックスターあるあるネタ」満載で最高すぎ! 観たらバンド組みたくてウズウズするはず。

ナカジマノブ

ナカジマノブ 人間椅子

『ブルース・ブラザース』(1980年/アメリカ)

やっぱこれでしょ! 大衆音楽としての、R&Bやソウルの名曲が全編にちりばめられていて、配役を演じるキャストも、誰もが知ってる本物の大物ミュージシャン! バンドが孤児院を救うために立ち上がるストーリー! 真面目なんだけど爆笑してしまう! 最高です!

蒼山幸子

蒼山幸子 ねごと

『アマデウス』(1984年/アメリカ)

エリート作曲家サリエリが、突如現れた天才音楽家モーツァルトによって人生の歯車を狂わされていくお話。嫉妬してしまうというのは、同時にどうしようもなくその才能に惹かれているということ。とても悲しいお話なのに音楽を愛する人ゆえの苦悩が描かれているので、じんときてしまいます。

ケンゴマツモト

ケンゴマツモト THE NOVEMBERS

『爆裂都市 BURST CITY』(1982年/日本)

ロックンローラーとパンクスとヤクザと変態とキ●ガイと警察と最下層の住人が暴れ回る。登場人物はひたすら叫び回り、拳を振り回し、かき鳴らし、爆発し、死ぬ。まともな話のスジなどなく、冒頭から最後まで破綻をきわめており、感情移入などする隙はない。主演の陣内孝則氏が最後に吐き出す「なめんなよ!」というあまりにも幼稚なセリフにシビれる。

モモコグミカンパニー

モモコグミカンパニー BiSH

『スウィングガールズ』(2004年/日本)

青春音楽コメディ映画といえばこの作品。ど田舎の女子高校生たちがひょんなことからジャズをやることになり、次第にのめり込んでいく話です。ジャズの概念を180度変えてしまうような笑いあり感動ありの名作です。

鈴木圭介

鈴木圭介 フラワーカンパニーズ

『ザ・グレート・ロックンロール・スウィンドル』(1979年/イギリス)

セックス・ピストルズのドキュメンタリー映画で、中2のときに映画館で観ました。実はピストルズではなくマネージャーが主役という映画ですが、最高に好きです。当時、動くピストルズをこれで初めて見たので、感激しました。

須田原生

須田原生 Bentham

『コーラス』(2004年/フランス)

教師と子供たちが合唱を通して成長していく話で、音楽で笑顔になっていく人々から幸せな涙をもらいます。笑いやドキドキ、浮き沈みもバランス良く入り、とても心あたたまる作品です。音楽版ニューシネマパラダイス!

Jun Izawa

Jun Izawa LITE/FULLARMOR

『FRANK -フランク-』(2014年/イギリス・アイルランド合作)

インディーズバンドマンの作曲の過程とアメリカのSXSWフェスを目指す経緯、必死にSNSで自分たちの音楽を広めようとする努力など、ギリギリ現実感があってバランスがいいなと思った作品でした。結構僕が経験したものに近いところに親近感もわきます。

小高芳太朗

小高芳太朗 LUNKHEAD

『陽のあたる教室』(1995年/アメリカ)

音楽は耳で聴くものだけど、じゃあ、耳が聴こえない人には音楽は鳴らないのか。ビートルズに傾倒した耳が聴こえない息子と音楽教師の父とのやりとりのシーンはハッとします。その後の展開はもう本当に涙涙でした。音楽は耳で聴くだけじゃない、全身で、魂で感じるものなんだと教えられた映画でした。